長期休みになると、子どもがダラダラ過ごしてしまい、なかなか勉強に手がつかない…
そんな悩みを感じたことはありませんか?

毎日学校がある普段と違い、生活リズムが崩れやすい長期休み。
特に共働き家庭では、ゲームやYouTube中心の生活になりがちで、
「宿題やったの?」「まだ終わってないの?」と声をかける回数も増えてしまいます。

我が家でも同じ悩みを抱えていましたが、今年からポイントカード制度を取り入れたことで、
子どもたちの勉強への向き合い方が大きく変わりました。

この記事では、長期休みにありがちな「勉強のやらされている感」を減らし、
ゲーム感覚で学習意欲を引き出すポイントカード制度の作り方と実体験を紹介します。

長期休みは子どもがダラダラしがち…

長期休みになると、

  • メリハリがなくなる
  • 勉強のモチベーションが上がらない
  • 宿題を後回しにしてしまう

こんな悩みを感じるご家庭は多いのではないでしょうか。

毎日学校がある普段と違い、長期休みは生活リズムが崩れがち。特に両親が共働きで、子どもだけで家にいる時間が長いと、どうしてもゲームやYouTube中心の生活になってしまいます。

我が家も学童保育を利用していないため、この「ダラダラ問題」に毎年悩んでいました。

そこで今年取り入れてみたのが、ポイントカード制度です。

勉強が続かない理由は「ゴールが見えない」から

どうしたら子どもの勉強のモチベーションが上がるのか考えたとき、行き着いた答えはとてもシンプルでした。

「頑張った分だけ、分かりやすいご褒美があること」

これは大人も同じですよね。仕事や育児を頑張ったあとに、ちょっとしたご褒美があるだけで気持ちが前向きになります。

ポイントカード制度は、

  • 頑張りが「見える化」できる
  • ゴールが明確になる
  • ゲーム感覚で取り組める

というメリットがあり、長期休みの勉強と相性がとても良いと感じました。

ポイントカード制度のメリット

① 学習意欲が上がる

「勉強するとポイントが貯まる → ご褒美がもらえる」

この流れがあるだけで、勉強へのハードルはぐっと下がります。

一度でも「頑張って良かった!」という体験をすると、
「またポイントを貯めたい」「もう少し頑張ろう」
という好循環が生まれました。

② 小さな目標を達成しやすい

我が家の小学生(次女・三女)は、5ポイント=100円と設定しています。

5ポイントならすぐに貯まる。
この「すぐ届きそうな目標」が、やる気を引き出すコツです。

「あと1ポイントでご褒美!」という状態が、自然と行動につながります。

③ 親子のコミュニケーションが増える

ポイント制度は、親の関わり方もとても大切です。

  • ポイントカードを見せながら声かけをする
  • ポイントが増えたら一緒に喜ぶ
  • 貯まったらしっかりお祝いする

「あと○ポイントだね!」「ご褒美おめでとう!」

こうした声かけをすることで、勉強=怒られるもの、ではなく、
親子で共有できる前向きな時間に変わりました。

ポイントカード制度の導入方法

① ポイントカードを用意する

手作りでも市販でもOKですが、子どもが使いやすく、分かりやすいデザインがおすすめです。

我が家では、エクセルで子どもに合わせたポイントカードを作成しました。

② ポイントの付け方を決める

小学生(次女・三女)のポイント設定例

  • 夏休みワーク1ページ、自由研究、観察日記など → 対象
  • 毎日の一言日記
  • お手伝いや頑張ったこと

①+②を両方やって1ポイント
(どちらか片方だけは不可)

③は事前申告制で、頑張りが認められたら1ポイント。
仕事で不在の場合は事後報告OKにしています。

中学1年生(長女)のポイント設定例

  • 教科書の音読
    • 国語・英語:3ページ以上
    • 社会・理科:2ページ以上
      → 1教科につき1ポイント
  • お手伝いや頑張ったこと → 1ポイント

※学校の課題は「やって当たり前」と考え、ポイント対象外にしています。

音読を取り入れた理由は、

  • 読解力アップ
  • 声に出すことで記憶に残りやすい
  • 疲れていても取り組みやすい

からです。

③ ご褒美を決める

ポイントが貯まったときのご褒美も、事前に決めておきます。

例:

  • お小遣い
  • アイスを食べに行く
  • プールやお出かけ
  • 花火

我が家の場合は、

  • 小学生:5ポイント=100円
  • 中学生:20ポイント=スタバのLINEギフト500円

にしています。

実践して分かったコツ

ルールは具体的に

「どこまでやったら1ポイントか」を明確にすると、子どもも迷いません。

学習タイマーを使ってみる

ポイントカードと一緒に使って良かったのが、学習タイマーです。
「いつまでやればいいの?」が分からないと、子どもはなかなか勉強を始められません。

我が家では「とりあえず10分だけ」と時間を決めてタイマーをセットしています。
終わりが見えるだけで、思っていたよりスムーズに机に向かってくれました。

完璧を目指さない

忙しい日や疲れている日は、無理にやらせません。
続けることを最優先にしています。

見える場所に貼る

我が家では、ポイントカードを冷蔵庫に貼って管理しています。
そのときに使っているのが、キングジムのスキットマン ピタッとフィルムです。

表はホワイトボードとして使えて、開くとA4サイズのプリントが入る透明ポケットが8枚付いています。
夏休みの宿題プリントやポイントカードをまとめて見える場所に置けるので、
「今日は何やるんだっけ?」が一目で分かるようになりました。

状況に応じて見直す

実際にやってみると、厳しすぎる・緩すぎると感じることもあります。
その都度ルールを調整するのがおすすめです。

ポイントカードを使ってみた効果

今年初めてポイントカードを導入しましたが、結果は成功でした。

  • 小学生の一言日記がほぼ毎日続いた
  • 宿題を少しずつ進める習慣がついた
  • 夏休み終盤に焦らなくなった

中学生は部活で疲れている日は無理をさせず、元気な日にまとめて実施。
「続かなくなること」を一番避けるようにしています。

まとめ|ポイントカードで勉強はもっと楽になる

長期休みにダラダラしてしまう子どもには、
ゲーム感覚で取り組めるポイントカード制度がとてもおすすめです。

  • 勉強の「やらされ感」が減る
  • 目標を持って取り組める
  • 親子で前向きな時間が増える

長期休みだけでなく、普段の学校生活にもルールを変えて応用できます。

ぜひご家庭に合った形で、ポイントカード制度を取り入れてみてください。

ABOUT ME
kaerumamanonitijou
カエル顔で三姉妹の母親。パート主婦の38歳。 夫40歳は職業訓練→再就職、現在会社員。 長女中学2年生はオタク女子→ギャルに。 次女小学6年生は内弁慶で境界知能。 三女小学4年生は甘えん坊。 日々の出来事や、おすすめしたい事やものを載せています。