昨日テレビで「有吉の壁」を見ていて、思わず「いるいる、こういうお父さん…」と思ったコントがありました。

その日の企画は、くじ引きで男女ユニットを組んで即興コントをするというもの。
舞台は東京ドームシティ。

ガクテンソクの奥田さんがお父さん役、
にゃんこスターのアンゴラ村長さんが子ども役で、
2人乗りのトロッコに乗って進んでいく、という設定でした。

子どもの「楽しい!」を論破していく父親

コントの内容はこんな感じ↓

子ども
「お父さん、楽しいねー!」

父親
「楽しいねー」

子ども
「この先さぁ、トラさんとか出てくるんじゃない?」

父親
「トラさんかぁ。でも日本は海に囲まれていてアジア大陸と繋がってないから、トラは絶対に出てこないよ。」

子ども
「じゃあさぁ、お猿さんは出てくるんじゃない?」

父親
「お猿さんかぁ。でも都はお猿さんを害獣指定してるから、お猿が出てきたら猟友会に駆除されちゃうね。」

子ども
「もう乗りたくない〜(涙)」

父親
「何か違うのに乗りたいの?」

子ども
「それはまだ分かんないけど…(涙)」

父親
「じゃあ、代替案が出てから発言しようね。」

子ども
「代替案ってなに〜(涙)」

これを見た有吉さんが一言。
「イヤなお父さん〜!」

会場は大爆笑でした。

私も笑っちゃいました(*´▽`*)

笑えるけど、現実だとちょっとつらい

コントとして見ると、
・正論
・知識豊富
・冷静
で、めちゃくちゃ面白い。

でもこれ、実際の子育てでやられたらどうだろう?

私が子ども立場だったらこんな親絶対いやだし、こんな旦那さんとは話が合わないと思う(*´Д`)

子どもが求めているのって、
「正しい答え」じゃなくて
「一緒にワクワクしてくれること」だったり。

トラが出るかどうかの科学的な正しさより、
「出るかもね〜!」って言ってもらえる安心感だよね。

私の夫が子ども対して、そんな会話してたらイライラすると思う(; ・`д・´)

頭がいい=子育てがうまい、ではない?

こういう父親、たぶんすごく頭がいい。
でもその賢さが、子どもの想像力や気持ちをバッサリ切ってしまっている。

・夢を壊さないこと
・気持ちに寄り添うこと
・今は正論を言わなくていい場面もあること

子育てって、知識や論理だけじゃどうにもならないなぁと改めて思った。

※もちろん頭も良くて、子育ても上手い方はたくさんいますよ!(^^)!

気をつけようと思った

正直、笑いながら見てたけど、
このコントよりはひどくないけど、
「これ、ちょっとやりがちかも…」と思いました。

忙しいとつい
「それは無理」
「現実的に考えて」
って言いがち。

でも子どもが泣いてるときに必要なのは、
正解じゃなくて共感 なのかも。。(;´∀`)

ABOUT ME
kaerumamanonitijou
カエル顔で三姉妹の母親。パート主婦の38歳。 夫40歳は職業訓練→再就職、現在会社員。 長女中学2年生はオタク女子→ギャルに。 次女小学6年生は内弁慶で境界知能。 三女小学4年生は甘えん坊。 日々の出来事や、おすすめしたい事やものを載せています。