【2025年版】お年玉の相場はいくら?年齢別の平均額と、わが家の実例も紹介
お正月が近づくと、毎年悩むのがお年玉の金額。
「未就学児にはいくら?」「中学生・高校生の相場は?」と迷ってしまいますよね。
わが家は子どもが3人いて、親戚も多いので、お年玉の金額調整には毎年頭を悩ませています…。そこで今回は、2025年版のお年玉の相場を年齢別にわかりやすくまとめ、さらに わが家のお年玉事情や実際の渡し方 も紹介します。
金額を決める時の参考になれば嬉しいです。
わが家のお年玉事情(親からは渡さない派)
わが家には子どもが3人います。
親戚の人数が多いので、親から子どもへお年玉は渡していません。
私も夫も兄弟は多いのですが、甥っ子・姪っ子の数はそこまで多くありません。
一人っ子の家庭や、子どもがいない家庭もあり、渡す金額のバランスをどうするか毎年悩みます。
結果的に、わが家がもらう総額のほうが多くなってしまうこともあります。
そのため、
- 一人っ子の子ども → 少し多めに渡す
- 子どもがいない親戚 → LINEギフトや贈り物でお返し
という形で調整しています。
お年玉のお返しはどうする?気持ちだけ贈れる“プチギフト”がおすすめ
身内にはLINEギフトでさりげなく“お返し”する
子どもがいない親戚からお年玉をいただくこともありますが、現金で返すのは少し気を遣いますよね。
そこで、わが家では身内には LINEギフトでさりげなくお返し しています。
コーヒーやスイーツ、日用品など、500円〜1,000円ほどの軽いギフトを選べば、相手にも気を遣わせずに感謝の気持ちを伝えられます。
「今年もありがとう」とメッセージを添えられるのも便利です。
現金を渡すよりも柔らかく、ちょうど良い距離感でお礼ができるので、毎年この方法で落ち着いています。
気を使わせない500〜1,000円ギフト
LINEギフトでは気が引ける相手には贈り物を渡すのがおすすめ。
● スターバックス ミニギフト(700円〜)
アプリから使える電子チケット付き。誰に渡しても喜ばれる万能ギフト。
● スタバ ドリップコーヒーギフト(5袋セット)
大人向けの軽いお返しに。消耗品なので気を使わせない。
● ハンドクリーム(ロクシタン・ユースキンなど)
冬の定番。香り違いのギフトセットが特に買われやすい。
● 入浴剤ギフト(バブ・クナイプ)
500〜1,000円で買えるうえ、ワンシーズンで消えるので負担が少ない。
● ちょっといいお菓子(クッキー・ラスク・チョコ系)
プチギフトの王道。楽天でも人気。
義実家・実家へのお年賀ギフト
● お菓子の詰め合わせ(ヨックモック・ゴディバ)
年始の挨拶に持参しやすい定番。
● 紅茶 or コーヒーセット
英国紅茶のティーバッグセットは華やかで、お正月の雰囲気にも合う。
● タオルギフト(今治タオルなど)
実用性が高く、贈り物として失敗しない。
【2025年版】お年玉の相場を調べてみた
一般的なお年玉の相場を調べると、以下の金額が多いようです。
- 未就学児…1,000円
- 小学生(低学年)…1,000〜3,000円
- 小学生(高学年)…3,000円
- 中学生…5,000円
- 高校生…5,000〜10,000円
- 大学生…10,000円
「大学生にもあげるの!?」と驚きました。
私が子どもの頃は、大学生でお年玉をもらう人はいませんでした。
時代の違いもありますし、親から子へ渡す場合は金額が高めになりやすいのかもしれません。
私の実家は親戚が多かったこともあり、当時はこの相場よりかなり少なめでした。
地域差・家庭差は大きいと感じます。
ちょっと笑える“おもしろポチ袋”も人気
定番のかわいい系やシンプルな柄は100均でも買えますが、最近は 見て笑っちゃうようなユニークなポチ袋 も人気です。
お札が飛び出して見える仕掛けタイプや、寿司・ラーメンなどの食べ物デザイン、書類風のパロディ柄など、ネットでしか見つからない種類も多くて選ぶのが楽しいんですよね。
親戚同士で笑いながら渡せるので、子どもだけでなく大人にも好評です。
わが家でも、毎年ひとつは“おもしろ枠”を混ぜて渡すようにしています。
最近はネット限定のおもしろポチ袋も多くて、毎年話題になっています。
ちょっとユニークなデザインを探している人は、こういうタイプもおすすめです。
お年玉の使い道は?子どものリアル事情
せっかく気持ちを込めて渡すお年玉。
子どもたちには大事に使ってほしいですよね。
一般的なお年玉の使い道はこんな感じです。
- 貯金
- おもちゃ
- ゲームソフト
- 友達との遊び代
- 漫画・書籍
- 親に預ける
一番多いのは「貯金」だそうです。
わが家の使い道
わが家でも、子どもたちは 3,000〜5,000円だけ手元に残して、残りはすべて貯金 しています。
これは子どもたちが赤ちゃんの頃からずっと続いている習慣です。
今年は特に強制はしなかったのですが、
「貯金しておくと、大学生になってお金が必要になった時に助かるよ」
と声をかけたら、みんな自然と貯金することを選びました。
金額の判断も、本人たちに任せています。
親戚の子のお年玉管理方法
私の姪っ子は、お年玉をいったん親に預けて、少しずつ渡してもらうスタイルでした。
たしかに、子どもが突然万単位のお金を持つと「無限にある」と錯覚して、一気に使ってしまいがち。
大人が宝くじに当たったときと同じ感覚かもしれませんね。
お年玉は“金銭教育”のチャンス。子どもが自分で読める本2選
お金は無限ではありません。
だからこそ、小さい頃から「計画して使う」ことを経験してほしいと思っています。
お年玉は“もらう金額”だけでなく、これをきっかけに お金の考え方を学ぶチャンス でもあります。
我が家では、お正月にお金について話す時間を少しだけ作っています。
子どもが自分で理解しやすい本もあるので、興味がある方はチェックしてみてください
①『こどもお金の教科書』(小学生向け)
お年玉をきっかけに「お金って何だろう?」と興味を持つ子は多いですよね。
とはいえ、大人の説明だけだと難しく感じてしまうことも…。
この『こどもお金の教科書』は、マンガで楽しく読み進められるので、
お金の仕組み・貯め方・使い方が“やさしく直感的”に理解できる ところが魅力です。
うちの小学生の子にも読みやすく、
「何に使うべきか」「欲しいものは本当に必要?」と、
普段の生活にそのまま落とし込める内容でした。
お年玉の使い道を自分で考える練習にもなるので、
“はじめてのお金教育”としてすごくおすすめです。
②『子どもの一生を決める おうちお金教育』(中学生向け)
中学生になると、お年玉やお小遣いの金額も増え、
「どう使うか」「何に価値を感じるか」がより重要になってきます。
『子どもの一生を決める おうちお金教育』は、
ただ知識を詰め込む本ではなく、
“自分の判断でお金を使いこなす”力を育てる実践型の一冊。
中学生の子が読むと特にしっくりくる内容で、
「買う理由」「買わない理由」を言葉にして考えるきっかけになります。
大人が読んでも学び直しになるレベルで、
親子で一緒に話せるテーマが多いのもポイント。
「お年玉=ただ使うお金」ではなく、
未来への投資 として捉える視点が自然と身につきます。

